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成果が出ない人の7つの共通点 ⑥

成果が出ない人の7つの共通点 ⑥
こんにちは山田です。
連載シリーズ。「成果が出せない人の7つの共通点」
で7回に分けてお送りしています。

【共通点6】
 
ゴールから逆算できない。
 
特にひとりビジネスの街の商売人や、
または小規模経営で社長であるあなたが、
いつも前線に立ってビジネスをしている状況に多いです。
 
いわゆるマインドの話として、
思いついたらすぐに行動するというのは悪いことではありません。
ですが、それと「とりあえず成り行きのままに流される」
というのは別の話です。
 
これに気付けていないと厄介なことに、
本人は自覚できて無い事が多く、気づけないので行動が進みません。
そして止まるかマイペース。
つまり目標に達することが難しくなります。
こうやってみた。こうなった・・・。困ったな・・・。じゃこれかな・・・。
あららら・・・。と行き当たりばったりで済ませます。
計画がないので改善や検証もサラッと。というより、
何のためにその施策を行なっているのか?さえきっと無自覚に
「何かしているから安心」なのかも知れません。
 
その結果として、
 
・していることと欲しい結果が合致しない
・いつまでたっても目標に到達できない
・一つ一つの施策が連動できていない
・気がついたら遠回りしている
・すべき施策になっていない
・自分自身でもどこに向かっているか見失う
 
等々が起こってきます。

 
色々とテクニックやノウハウを学んできた事を、
どう活かせるかどうかも、
結局は「どこに向かっているの?」という部分と、
「だからこうしていく」という明確な目的が必要です。
 
そして、それには何より「明確な目標設定」が欠かせません。
 
もちろん根性論を持ち出すつもりもありませんが、
少なくともやりきることは必要ですし、大切です。
そして、その向かうべきスピードが場合によって落ちたとしても
方向が合っていれば近づきます。確実に。
 
いや、往々にして人間なんて欲に根ざしていきているわけですから、
場合によってやる気が出ない・・・なんてこともあるでしょうし、
やる気がないのに形だけパソコンに向かっていても良い仕事になりません。
だからこそ、ゴールに向かって一直線の方が最短で疲れないのです。

 
多くの頑張っているのに結果に結びつかない方に共通しているのが
「迷走」です。
方向が定まらないので、少し進んでは立ち止まり不安になる。
不安になるからやりきれずに結果が手に入らず、成果も出せない。
成果を出したことが少ないから自信も持てない。・・・のループ。
このループ一回ハマると抜け出すのが大変です。
 
そして、私たちのやっている商売や人生をすごろくに例えるなら、
スタートから振って出たぶんのマスを進んで、
そのうち、いつかは、きっと、多分ゴールしてやる!
と言っているようなものです。
だからずっとゴールできない。で諦めたり、飽きてくる。
 
でも、そうではなくて、サイコロを2つにするとか、
「1」のないサイコロにするとかして
倍速で進むように仕組んでいくことが大切です。
少なくともやりようによっては可能ですよね。
もちろんゲームとしてのすごろくではサイコロを自分だけ2個使うとか、
2回振れるとか、全部「6」だとかはできないですし、
ズルなのかもしれませんが、商売・マーケティング的には可能です。

 
例えばそれが時間管理だったり、
アウトソーシングだったりする場合もあるでしょう。
全部自分でやらなきゃならない、
という思い込みも外すことで
あなたにしかできなことに注力出来る様にもなります。

 
多くの人は、そもそも目標が漠然としています。
そして何となく施策し、タスクをこなしていく。
目の前のことに必死になり、日々のタスクに埋もれてしまいがちです。
そしてやがて追い越されていきます。
手に入ったものを積み増していくより、
積んでいくぶんを掴んでいく感覚があると、
より一層スピードが増しますし、タスクもこなせるようになります。

 
ゴールを明確に設定して、そこから逆算して一つずつ埋めていく。
スタートから積み増すより、その方法の方がはるかに進みます。
ウソだと思ったらぜひ試してください。
「どうすればその結果が手に入るのか?」。
ぜひ一度考えてみると良いのではないでしょうか?

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