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松竹梅で梅ばかり売れるあなたへ

松竹梅で梅ばかり売れるあなたへ
こんにちは。
商売人の学校の講師の長井です。
さて今回は価格設定「松竹梅」のお話を。
 
この価格設定で「梅」すなわち
一番安い価格のものばかり買われてしまう、
そんなお悩みの方へのお話です。

 

松竹梅の価格設定、
このブログをお読みの方は
もうご存知かもしれませんが
簡単にあらわしますと
 
松→高額
竹→売りたい価格の商品
梅→安価な竹を際立たせる商品
 
この図になります。
この形で商品の価格設定をすると
松だと高い。でも梅だと頼りない、
無難に竹にしようかな?
となる心理になり竹を購入される
というテクニックになります。
ですが「竹」ではなくなぜか梅ばかり購入される、
そんな方も多いようです。
その場合、
あるミスを犯している場合が多いことをご存知でしょうか?

 

松竹梅。これは
単純なテクニックなようで
実はなんとなく設定すると
当然のように梅ばかり買われます。
 
例えば価格でいうと
松竹梅→10:5:1にしていたら
そりゃ圧倒的な安さのおかげで
売れるのは梅ばかりになるでしょう。
内容よりも価格のインパクトが勝ちすぎている、
ということです。
 
商品クオリティって
いくら頑張って伝えたつもりでも
価格以上に説明する、
というのは難しいですからね。
正しくは
松竹梅→10:4:3
くらいがベストでしょう。

 
そして松竹梅の内容についても
ベストな対比があります。それは
松竹梅→10:4:1
という構図です。
 
「価格は松竹梅→10:4:3なのに
 クオリティは10:4:1なの?」
当然です。
目的は「竹」の商品を買っていただくこと、
ですよね。
ならば「梅」だと安いけど
クオリティ的には高いな、
くらいで十分ということです。
価格に合わせてサービス作らないと、
と梅も商品価値を上げてしまうから
梅ばかり買われてしまうのです。
これ、心当たりありませんか?

 
余談ですがクオリティについては
松竹梅→10:4:1
ではイメージ沸かなければ
松はサービス工程が10あって
竹は4つで…としていけば
わかりやすく作りやすいですね。

 

まとめます。
価格についての設定は
松竹梅→10:4:3
クオリティについての設定は
松竹梅→10:4:1
これが「竹」を買ってもらうための
松竹梅の正しい設定方法です。

 
なんとなく適当に
3種類作ればいいんでしょ、と
落とし込んでいた方、
ぜひここを今一度確かめてみてください。
梅ばかり売れる…なんて
悲しいことはなくなるはずですよ。
 
ぜひあなたの売りたい商品、サービスが
必要な人にきちんと売りたい価格で届き、
そして心から喜んでもらえますように。

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