今までのあなたはこんな事を思っていませんでしたか、、、。

そのよくある間違いとは、“商売にも知識や技術のスキルがあることを知らない”ということです。そして、この問題に気づいていないが故に商品やサービスの品質や技術の向上に走ってしまい苦しい思いをしています。

ここに大きな問題があります。

そもそも初めて車を乗る時、いきなり公道デビューしてないですよね。きちんと教習所に通って知識や訓練・試験を受けて公道へ出ているはずです。商品やサービスの知識や技術は専門学校や大学へ行って知識や技術を学んできているはずです。でも、商売ではどうでしょう。

商売においては知識や技術を学ばずにいきなり実践していませんか。車だったら、いきなり公道デビューです。なので、あなたは今まで何度もケガや事故にあっているはずです。

だって当たり前です。商売の知識や技術を全く知らずにやっているんですから、それでもよくまだ生きていただけ奇跡のようです。瀕死の状態でもあなたは運が良かった。まだ、商売から足を洗う前にこの商売人の学校にたどりついたんですから。

そしてまだここにも、1人同じような考え同じようなことを思っている商売人がいました。

とある男性（39歳）自営業者のお話

待ち受けていたものとは？

塾を始めるにはちょうど良い時期。彼は、新しい生活に胸を躍らせていた。

開店準備は忙しい。FC本部から渡されたチラシを配布する。新聞折込は高いので、独自でのポスティングを実施した。配布数は5000枚。徹底的に配布した。

ポスティングの効果や、知り合いの紹介もあり、10人の生徒さんが入った。その後は、徐々に認知が進んだのか、月に2～3名程度のご入会があり、結果的に、累計生徒数は30名～40名程度で推移していた。

月の売り上げは30万～50万の間を前後。贅沢をしない範囲の生活は出来ていた。

サラリーマンの時代よりも、給料は減った。贅沢は出来なかった。でも、残業はなくなり、上からの圧力は無くなった彼は今の生活に満足していた。

そんな裕福ではないが、気持ちは和らいだ生活が5年続いたある日、悪いニュースが耳に入った。大手の進学塾が近くに進出するとの事だった。

多少の不安はあったが、今まで5年もやってきているので、既存の生徒さんは辞めないと思っていたが、現実は厳しかった。

桜が咲き始める季節になった。ある朝、コーヒーを飲みながら新聞を読もうとした彼の目にB2版の大きなチラシが、飛び込んできた。大手の進学塾のチラシだ。大手は金額も安く、専門講座も多く設けていた。

低価格路線を打ち出した

彼は考えた。大手同様に、松竹梅のセットを作った。最も安いのは「6,000円の梅コース」

梅コースのチラシを作り、ポスティングした。幸いにも、お客さんはやってきた。それをキャッチコピーにして、本来の9,000円のコースに入ってもらう算段だった。

だが、彼の思いとは裏腹に、見せ球として使ったつもりだった「6,000円の梅コース」ばかり売れた。生徒数は今までよりも増えた。売り上げは微増だったが、生徒数は増えた事により、思いもよらぬ事態を招いた。

生徒同士が、授業中に騒ぎ始めたのだ。今までは、大人しく言う事を聞いて、成績も上がる子だけだったのだが、金額の安い梅コースの生徒たちが、かなりワガママな子が多く、言う事を全く聞かなかった。それだけではなく、従来の優等生たちを捕まえて、騒いでいった。

塾の中は常に賑やかな状態。親から「成績が下がった」とクレームが入り始めた。クレームは日々入った。彼には、どうする事も出来なかった。

FC本部にも相談した。「クレームは良くあることですよ」と相談に乗ってくれない。彼は、どうしたら良いのかわからなかった。

家庭内で仕事の愚痴が増えてきた。妻も気にしていたようだ。彼は、元の良い客層を取り戻すために「値段を元に戻そう」と思っていた。その話を妻にすると「もっとお客が減るのでやめたほうが良い」と言われた。

売上げも減り激務に追われる

ちなみに、1年前の生活は、11時ころに出社し、塾の仕事をして21時には家に帰っていた。そんな生活をしていたが、今は、朝7時に起きて、ご飯も食べずに出社。8時半からパソコン教室が始まるので、それまでに準備。パソコンのレッスンを13時に終えて、14時半までに、資料作成。その後は塾の時間。塾は20時で終わるが、翌日の資料作成が終わるのが22時ころ。家に帰るのもいつの間にか23時ころになっていた。

彼は、徐々に妻から嫌味を言われ始めてきた。「こんなに遅いと食事の準備が大変なの。夜に早く寝たくても寝られない。子供もお父さんの帰りを待っているから早く帰るようにしてほしい」と言われた。

確かに正論ではあるが、もともとパソコン教室をやろうと言い始めたのは妻の方である。腑に落ちない彼だった。提案をしたのは妻だが、実行は自分の責任である。だが、どこか腑に落ちなかった。

いつの間にこうなったのだろうか・・・

ワンデーセミナーに行く

その講師に非常に興味を持った彼は、コンサルティングを依頼した。結果月4万円のコンサルティングをその講師に行ってもらう事にした。

コンサルティングは新鮮だった。日々の日報をメールで送り、月に1回ズームでミーティング実施。マーケティングという言葉を彼は知った。

コンサルタントのアドバイスによって、営業時間の改革から着手した。現状で毎日営業しているので、パソコンの営業日を火曜日と金曜日だけにした。時間を集約したことによって、効率が上がった。

告知方法も追加した。ツイッターやフェイスブック、インスタグラムやブログなども取り入れて、毎日発信していった。「いいね」も多く付き、フォロワーも増えてきた。

そんな感じで、改善の兆しが見えてきて安泰になるかと思われた。

コンサルティングを半年くらい行ってくると、コンサルタントから目新しい事は聞けなくなってきていた。また、彼が質問したことに対しての明確な回答が徐々に無くなってきた。

半年経過して、売上は、微増。営業時間が多少減ったので、少し楽にはなったが、45万くらいだった売り上げが50万だったり、45万だったりする程度。多少はプラスになっているが、4万円払っているので、結局トントンだ。

一番、気になったのが、いい加減な性格だ。日報を送っても、返ってこない事も多かった。彼は、常に質問を多くしていたが、明確な回答は無かった。

彼はこう思っていた

• 毎月70万売り上げをだしたい。
• 何か爆発的なものがほしい
• ツイッターもFBもインスタもラインもブログも全部やったけどどれも効果なし
• ホームページの検索順位は常に地域キーワードは3位以内がとれている
• やるべきことは必ずやるので、動き方が知りたい
• 仕事自体は好きで、真面目なので、何とかして新規を集めたい
• 努力はいくらでもする

そんな想いが彼にはある。でも、コンサルタントはくみ取ってくれなかった。「もっともっと頑張ろう！」いつもその言葉の繰り返し。

あとから、思ったのだが、このコンサルタントには「経験」が乏しかった。コンサルタントの経験はあるが、実店舗の運営経験が無い言葉はいつも薄っぺらく感じた。

彼は、コンサルティングを受ける事をやめた。一人でやっていくことにした。

増田拓保とは？

高校卒業後、整体師の免許を取り、カイロプラクティックと語学を学ぶために渡米。帰国後、2,200万円の留学費やセミナー・教材等返済のために、睡眠時間3時間でアルバイトを掛け持ちする生活を2年間続ける。その間に学んだマーケティングのノウハウを実践したところ、半年で借金を完済。

2011年から増田塾（MSD）を立ち上げ、業績不振で廃業寸前の会社や店舗経営者に、自身の体験から得た集客システムとアメリカ式マーケティングを融合した経営ノウハウを伝えている。

2018年から一般財団法人　商売人の学校とし、引き続き、様々な業種の経営困難な事業主の業績改善に取り組んできている。

これまでに2,376社の実店舗経営者と接し、治療院、歯科医院、ネイルサロン、飲食店など、220業種において数々の実店舗の売上改善を果たす。その生徒たちの半年間の利益向上率は平均3.8倍、1年後には平均7.6倍と非常識な成果を出し続けている。

それに加えて、いままでに2冊の書籍を出版しています。

上記の書籍にも掲載してありますが、その他にも生徒さん方の声をいくつか載せておきます。

驚異の結果をたたき出す生徒さん

1．全6回の対面1日集中講座

全6回の集中講座で、「ますだたくお」から直接、幸せな金持ち経営者になるための 「SG 式売上倍増戦略101の手法」をはじめ様々なことを学び、身につけていきます。

会場：東京山手線圏内（東京・神田）

講座時間：11時～18時

全6回の講座での内容は、、、

※内容等変更になることもあります

2．生徒さん限定メンバーシップサイト

対面1日集中講座の録画配信。毎回講座開催日より半月後にアップされます。

対面1日集中講座の「オンライン集客基礎講座」など、10種類近くの各種特典ビデオの配信。自宅にいながら、いつでもビデオで好きなときに復讐したり、重点的にやりたいことを学ぶことができます。また、マスダ先生への質問もここで受け付けていますので、どしどし質問してください。後日、音声で回答します。

※参加できない回があってもきちんとフォロー、また復習としてもご利用ください。

3．商売人の学校現役生＆OB・OG限定Facebookグループ

商売人の学校の仲間たちの成果報告がバンバン飛び交っています。このグループにいるだけでも、あなたのモチベーションは増々上がっていきます。困った時や相談したい時、孤独を感じた時でも、お互いに叱咤激励しあう熱い仲間といつでもつながれるので、いつもこのグループは活気に満ちて盛り上がっています。（楽しいからといって、やり過ぎには注意！）

この一連の講義を学び実践いただくことで、「SG式売上倍増戦略101の手法」を完全にマスターし、あなたは「絶対法則」である「3つの数字を上げること」つまり、客数・客単価・リピートをそれぞれ着実に上げることができるようになります。是非、商売人の学校であなたの理想の人生を手に入れてください。

店舗売上アップに必要なものが全て揃っているのは商売人の学校だけです。

さて、あなたにとって、ご自分の商売の売上を継続してあげていくことに、どれくらいの価値がありますか？あなたがもし商売人の学校に入学することで、商売の知識と技術を学び、新しい仲間と出会うことになります。

あなたがあと何年商売を続けるのか分かりませんが、少し計算してみてください。いまの4倍の売上があなたが商売を辞めるまで続くとしたら一体いくらになりますか。

しかも、商売の知識と技術を学ぶことによって、あらゆる業種の集客なども出来るようになります。そうすると副業としてコンサルタントや集客サポートなどの副収入もあなたの手元に入ってきます。それを考えると一体いくらになりますか。

商売人の学校の生徒達がそうだったように、あなたが投資したお金は回収することができるでしょう。これらの知識や技術から得られた利益は、何十万円、何百万円、いや何千万円かそれ以上になることでしょう。すべてはあなた次第です。あなたが商売人の学校に入学するために必要な金額はたったの398,000円（税込）です。

さらに、それだけではありません。

商売人の学校では、全6回の月1対面集中講座がありますが、あくまで講座は、101の手法を学んだり、売上アップの計画を立てる場です。ですから、学んだことを日常で実践しなければ当然結果は出ません。

そこで、あなたがいつでも大量行動できるように「最強マインドセットの作り方」という音声セミナーを用意しました。やる気が出なかったり、動きたいけど動けない時にこの音声セミナーを聞くことで、圧倒的に行動できるようになります。スタッフを雇っている人は、この音声を聞かせるか、あなたが伝えることをスタッフをやる気にさせることができます。

この音声セミナーは、サポートサイトでダウンロードできるようになっています。

あなたの利益や収入を最も増やしてくれるのが「リピート客」です。なぜなら、広告費が一切かからないからです。しかし、多くの店舗経営者は、新規のお客さまを集めることには必死ですが、リピートを取ることにはほとんど注力していません。

そこで、そのまま話すだけでリピートしてくれる「リピートトーク集」を作りました。あなたが人見知りでも、口べたでも、このトーク集通りに話すだけで、一定数のお客さまがリピートしてくれる優れものです。

実は増田校長は店舗集客請負人ですが、プロのコピーライターでもあります。そして、収入が飛躍したのはコピーが書けるようになってからです。起業家の中でも、コピーが書ける人は特に桁外れの収入を稼いでいます。

売れるコピーが書けるようになれば、誇張ではなく、売上を調節できるほど稼げるようになります。あなたが幸せなゆとりある金持ち経営者であり続けるために、コピーを書く力は必ず身につけてもらいたいスキルです。そして、コピーの中でも特に重要なのが「ヘッドコピー」です。コピーというのはチラシの一番上に書かれている文字です。このヘッドコピーの良し悪しで見込み客があなたのチラシを見るかどうかが決まります。

今回の商売人の学校の入学特典として、増田校長が今まで書いてきたヘッドコピーの中でも、特に成果が出たものだけを100個集めたコピー集をプレゼントします。あなたは自分で考えなくても、このコピー集に当てはめるだけで反応率の高いチラシを作れるようになります。

圧倒的な実績を出してきた MSD増田塾　第10期、商売人の学校　第1期～第2期の過去開催、全18回分の集中講座の動画、 Web Q & A セミナー音声のすべてを特典としてプレゼントします。これはメンバーシップサイトにて配信します。

つまり、あなたは第3期の受講料だけで、過去3回開催分の講座コンテンツもすべて手にすることができます。過去の講座コンテンツを大量にお渡しするのは2つの理由があります。

1. あなたの成功スピードはどれだけ多くの自分と違う業種の成功事例を知っているかがカギとなります。同業のライバルが全く思いもつかない、自分の業界では一切やっていない方法を取り入れることで一気にブレイクする可能性があります。
2. 予習をするということで2倍、3倍の売上を上げる力が身につき、即大量行動ができるということです。それに、参加者の業種や雰囲気に合わせて話す内容を変えているので、大きな流れは一緒でもそれぞれ過去の開催で異なる部分があります。

今期の学校ではまた違った角度から指導することもあるので、より理解が深まり、アイデアが湧き、ビジネスで結果を出しやすくなります。

あなたはいつ行動しますか？

あなたには今、3つの道があります。

1つ目は、何もしない道です。もし、あなたが今の現状に満足されているなら、それも1つの道だと思います。悪いとは思いません。

2つ目は、あなた1人で始める道です。今まで通り自分自身で試行錯誤して始めるという道です。きっと、商売の知識や技術を学ばなければ、結果は変わらないと思います。でも、それも100%ではありません。もしかしたら成功するかもしれませんし、もしかしたら成功までに、また失敗を何度もしないといけなくなるかもしれません。

でも、もしあなたがもっと早く、安全に、そして確実に、商売の売上や集客の数を上げたいのなら、あなたに3つ目の道をお勧めします。

3つ目は、商売人の学校に入学する道です。商売人の学校に入学して、商売の知識や技術を活用することです。

この商売人の学校の授業を受けて、すぐに大きな成果が出せる人もいるでしょう。また少し経ってから成果がでる方もいらっしゃいます。商売人の学校を始めるあなたにとって、すぐに使える実践的な知識や技術をご提供して、あなたの商売を10年20年30年と続けるにあたり、ずっと使える指針になることは約束できます。

最後にあなたへ良いお知らせがあります。

先行販売の3月10日までに商売人の学校に申し込まれた方、先着30名様限定で第1回の授業で20,000円をキャッシュバックします。実質、328,000円のご提供です。また、先着30名以上の申し込みがあった場合は、3月10日を待たずして348,000円に戻させていただきます。

商売人の学校にご参加いただけるように必死で、お勧めしていることはご理解いただいていると思います。あなたから348,000円を奪い取ろうとしているわけではありません。まるっきり逆なのです。みなさんの多くが商売の知識や技術・原理原則を知らないというだけで、自分のお店や商売が持つ最大かつ最高の利益や成長の可能性を十分に有効活用できていないのです。

お伝えできることは、ここまでです。商売人の学校に入学するかどうかは、100%あなたが決めることができます。あなたからの返事をお待ちしています。

彼は睡眠時間を削る決意をした。経営者は朝から晩まで働くことが美徳だと思っていた。体がしんどくても、ムチを打って自分という馬を走らせた。

新しい客層を取り込むために、朝7時からパソコン教室を開講した。客数をさらにアップさせるために、低料金を打ち出した。とにかく金額をどこよりも安くして、客数さえくれば何とかなると考えた。パソコン教室の月謝は従来の10,000円から5,000円にシフトした。

シニアだけでなく主婦層も狙う為にパソコンの営業時間を塾のギリギリまで拡大した。また「子供連れでもOK」を打ち出して主婦の人気を狙った。

塾の時間も遅くした。「進学コース」を設けて20時から22時まで実施するためだ。客数を稼ぐために、低価格を大々的に打ち出したチラシを作成した。

月謝5,000円と大きくチラシに書き、それを毎日1000枚ポスティングした。同時にパソコン教室のチラシも配布して効率を図った。

また、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ブログ、ライン、などありとあらゆる媒体で、低価格の宣伝を徹底的に行った。

その効果が出てきたのか、徐々に生徒さんが増えてきた。明るい兆しが見えてきたように思えた。

日曜日が唯一の休日だったが、何をしても落ち着かなかった。問い合わせが気になるので、常に転送電話をセットしていた。休日でも携帯電話を常に見ていた。真面目な彼は、休みとはいえ、集客が気になるので、ポスティングはかかさなかった。

「超激安パソコン教室」と「超激安塾」営業時間も長くて非常に便利で親切丁寧がウリです！

こんなキャッチコピーのチラシをポスティングした。

問い合わせはどんどん増えていった。その結果、生徒さんはどんどん増えてきた。10席ある机は、常に満席だった。足りなくなってきたので、席数を増やしたくらいだ。

売り上げは60万くらいを維持できるようになってきた。一見良くなったように思えた。

お客さんは常にいっぱいだったが、クレームも増えてきた。

「あそこはパソコン教室は安いけど、質問がしにくいんだよね」

「あそこの塾は安いけど、放置されるのよね」

という声が徐々に増えていった。

彼の生活スタイルはこうなった。

5時に起きて資料作成

7時～15時までパソコン教室

15時～22時まで塾

23時ころまで資料作成

23時からポスティング実施

深夜1時に帰宅

一人で食事し2時頃に倒れるように布団に入る

こんな生活を繰り返していたが、当然長くは続かなかった。睡眠不足から、質の良い授業が出来なくなってきた。イライラして、仕事に集中できなかった

家族との時間もすれ違いになった。妻は食事だけ作って置いておくようになった。寝る時間も別、起きる時間も別になった。

彼が寝る部屋も、家族とは別の部屋になった。荷物置き場として使っていた2畳ほどのスペースに布団を敷いて寝ていた。彼が帰ってくると、妻が起きてしまうからだ。

「もうあなたの生活にはついていけません」と三下り半をつけられた。子供との時間が唯一の楽しみだったが、子供もなつかなくなった。

休日は、睡眠不足があるので、昼過ぎまで寝る事もあった。知らない間に、妻と子供が映画に出かけていた時もあった。子供の運動会も誘われなくなった。

「だって、来るって言っておきながら仕事が入ったって来なかったら子供が泣くでしょ？」という理由だった。

家族だけではなく、生徒さんからも「先生の教え方最近雑になったねって生徒さんの間で噂になっているよ」と仲の良い生徒さんから言われた。

「まあ大変な気持ちはわかるけど、頑張ってね」と言われた。

これ以上何を頑張ればよいのか彼には全く分からなかった。

こんな生活は1年も続くわけなく、彼は、塾とパソコン教室をやめた。

彼は倒れたのだ。

睡眠不足と過労と診断されたが、精神的なものが一番大きかったようだ。

1日入院して退院出来たが、彼は自分を振り返る良い時間となった。彼は、今の生活をやめることにした。これ以上頑張ることが出来なかった。

夢を求めて、独立したが、結局うまくいかなかった。5年で半分以上の会社は倒産するという。その話は本当だった。自分は違うと思っていたが、身をもって体験した。

その後、彼は、職探しをするが、自営業を長年やっていた彼を雇用してくれる会社は無かった。自営業出身は、我が強く企業からすると扱いにくいと言われた。上司も年下が多く、人間関係で苦労するのが目に見えているから企業にも採用されなかった。

彼は選択肢もなく、お金もなく、生活が懸かったので、近所で張り紙のしてあったコンビニの深夜アルバイトをすることにした。

中々人が集まりにくい業種と時間帯なので、オーナーには喜ばれた。彼は、今、深夜に毎日レジを打っている。

本当にこのコースに投資する余裕がないのですか？この信じがたいほどのチャンスをつかむのは、あなたにとって当然のことだと思いませんか。

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