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マニュアルの作り方のコツ|風俗店が実践していたマニュアル作成方法公開

マニュアルの作り方のコツ|風俗店が実践していたマニュアル作成方法公開

 

元探偵 住宅リフォーム独り社長の後藤です。 

今日は「台本とルール説明」について私の経験のお話をしますね。

むかし、特殊調査の仕事をやっている時に、
日本初「ブルセラサロン」の創業者から

「ちょっと、店長の代行をして欲しい」

と依頼を受けて少しの間、
吉祥寺でその仕事の裏側に携わったことがあります。

その創業社長?Aさんは、年中無休で忙しく、
たった一人でシステムを作って
たった一人で経営(店番)していたので、たまには休みたかったんですね。

でも、従業員は雇わない一匹狼だったので
「受けた依頼は断らない」私に白羽の矢が。

その人はヤクザではありませんでしたし、
ヤクザの対処法も教えてもらいました。

その頃はまだ、ポケベルの時代だったのでAさんはなんと、

顧客管理を

「ザウルス」という電子手帳・・・(懐かしい)でやってました。
(電話とネットの繋がらない白黒液晶iPhoneみたいなもの)

そこで驚いたのは

その日の午前にAさんからレクチャーを受けて午後からは、
業界素人の私が、
女子高生と客とヤクザとホームレスへの対応ができたということでした。

大体こんな感じ。

「女子高生は毎日くるけど、
彼女らはただこのサロンに遊びに来ているだけだから仕事ではない」

「本人の自由意志で相手と外で会うので、風営法にも引っかからない」

「3時になったら、買い物に行きたい娘に1000円を渡して
ジュースやお菓子を買いに行かせる」
(お菓子飲み物はタダ・タバコ酒はダメ)

「ここは、映画館と同じ。だから男性はお客。だから入場料として5000円いただく」

「来場客には、ここ初めてですか?と聞く。初めてならばシステムの説明」

『個別にお話ししたい娘がいたら私に教えてください。
そしたら、先に外へ出て〇〇の前で、待ち合わせしてください。
ここからは一緒に出て行くことはできません』

『あとは、外で食事をするなりお話ししたり、お買い物など楽しんでください』

『時間がきましたら、女の子に交通費として5000円を渡してください』

「ヤクザが怒鳴りこんで来たら、ドアは開けても中には入ってこれないから大丈夫。

一歩でも入ってきたら電話のこのボタンで110番通報」

「5時になったらサンロードから立ちんぼのおっちゃんが
看板持って帰ってくるから缶コーヒーと1000円渡たす」

「あと、男が品定めで長居すると女の子にストレスだから
アルバムの写真とか見てもらって、早く決めてもらうように急かす」

「たまに女子高生の親がアルバムの写真を取り返しにくるから、その時は・・・」

「電話を受けたら、
『今吉祥寺駅ですか?
吉祥駅の北口に出ていただきますと駅を背にして正面道路右前方に近鉄百貨店があります。
その方向に向かって徒歩約4分・・・・・』
間違えないよう分かりやすくこの通り話す」

あとはお金の管理、集計の仕方、その他の説明が口頭で延々・・・・・

メモは取ってもいいけど、すぐに復唱させられて暗記。
紙などのマニュアル、証拠は残さない。

 

いや、感動しましたね。

当然、続きませんでしたが、
親が怒鳴り込んできたり、
クレームをつけてくる男に・・・対応したりと貴重な経験しました。

あ〜面白かった。





じゃなくて、
これを、あなたの商売の売上アップに生かすには。

当時の経営者Aさんの年齢から推測すると軍隊式のキャバレーシステム経験者か?

つまり、

再現できる仕組みには
「指揮系統」「危機管理」「トークスクリプト」「対応マニュアル」があるということ。

これの良いところは「決め打ち」
対応にムラがないということ。
その通り、
一字一句間違わずにやれば平均的な数字は出せるし想定外のことも起こりにくい。

反対に一般的に理想とされるのは
「相手や状況によって対応を柔軟に変える」
(天才的営業マンの書籍に良くある凡人位には真似できないテクニック)

こんなの、普通の人はマネできません!!
再現性はないし、当たり外れが大きい。
あなたできますか?・・・で、効果は?

だったら、「決め打ちの仕組み」欲しいですよね。

このAさんの「仕組み」はいくつもの修羅場や忍耐、
失敗といった実体験の教訓から生まれものだと思います。

だけど、こういった
「マニュアル」「トーク」「システム」などは一人で一から作るよりも
同業の「うまくいってる先輩」に聞くのが一番です。

「同業のライバルが教えてくれるはずがない」って?

あ、「商売人の学校」では聞けば200業種あまりの人がいるので教えてくれますよ。
うまくいってる人ほど、教えたがりの人が多いです。

良い環境に身を置けば、変な実体験や失敗を積まずに済みます・・・。

ではまた!

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