木のおもちゃ作家 あるみです。
今日もクリエイターあるあるでいきたいと思います。
さて、リピート数。
ナンのことか解りますか?
お客様一人あたりの購入頻度です。
何度も買ってくれるお客様の数。
マーケティングをちょっとかじると、
真っ先に出てくる公式があります。
客数 x 単価 x リピート数 = 売上
要するに売上は、この3つで決まるという意味の公式です。
売上を2倍にしたい時、
お客さんの数を2倍にすれば、売上は2倍になりますよね。
でも難しいじゃないですか?
でもこの3つのそれぞれを、1.3倍にするだけで、
売上は勝手に2倍になるんです。
1.3 x 1.3 x 1.3 = 2.197
ですよ。
だからそれぞれをちょっとずつ上げなさい
って言われるンです。
そうか、ではそうしよう。
いや、でもリピート数ってなんやねん。
てはなし。
例えば、普段、買いに行く頻度の高いお店ってありますよね。
スーパーマーケットとか。
1ヶ月で何回行きますか?
もっと頻度を落としても、美容院とか。
年に何回行きますか?
行きつけのレストラン、カフェ、居酒屋、とか。
そういう、一人が何度も行くことのある業態は、
その頻度があがる工夫をすればいいわけなんです。
ですが、例えば私。
木のおもちゃですよ。
メインは出産祝いなんですけど、
ご購入いただいた方に、
「ありがとうございます。では、来月のお祝のご予約を承ります」
とかありえないんですよ。
人によっては、もう2度とないなんてこともあります。
オーダーメイドの作品だってそうですよね。
一生モノとしてオーダーされたものなんて、
そうそう、「もう1個」なんて言ってもらえない。
クリエイターの仕事ってそういうもんだと思います。
で、どうするかというと。
「お客さんに紹介してもらう」by校長
らしいです。
購入していただいたお客さんに、一人連れてきてもらう。
本当に気に入ってもらえたのなら、
勝手に紹介しといてくれるんです。
そして広告費は0
一番いいのは、店側が言うよりも、信頼度が上がること。
出産祝いなんて、数年に1度しかなくても、
その人が何人も紹介してくれたら、
何度も来てくれた事と同じことになるんです。
もう、私達はこれをするしかないんです。
渾身の作品を作っているアナタ、
お客さんに紹介してもらいましょう。
食べていくの大変なことぐらい、理解してくれています。
大量生産できないのを知っているから、アナタの作品がほしいのです。
だから素直に、
「大変だから、紹介してください!」
って言ってみてください。
そういう話ができる間柄になってください。
めっちゃ連れてきてくれますよ。