『人が商品を買う基準って何だろう?』
あなたはこの質問に答えられるだろうか?
これを考えずに商売をしていいると、
ただ商売しているだけで、いつになっても儲からない!
今回もクルマの板金屋、鈴木が書いております。
お客が商品を買う時にどんな基準で
商品を買うのかについて話していきます。
あなた自身が商品を選ぶときを
想像しながら読んでもらいたい。
お客さんに商品を買ってもらうための基準は
どんな事が思いつくだろうか?
「価格?」「品質がいいから?」「人(お店)がいいから?」
大体この3パターンであろう。
どれも正解である。
この中で最も重要なのは何だろう?
『それは人(店)』である。
儲かるお店というのは、
信頼できる人であるかどうかで決まる。
逆に儲からないお店は、商品の品質だったり、
安いことを自慢げに宣伝する。
どんなにいい商品で安かったとしても、
口コミが悪かったり、信頼できなければ
全く売れないわけだ。
実際にお客さんに聞くといいのだが、
商品を買う決め手の順番は、
・信頼できる人(店)
・品質、デザイン
・価格
この順番である。
『値段は最後』
実は商品の購入決断は値段ではないんだわ。
こんな事言うと、
「うちのお客は値段でしか来ない」
って言われるが、果たしてそうなのだろうか?
もし値段で判断してるなら、
安くすれば売れるってことになる。
仮に売れたとしても全然儲からない。
むしろ安売りを訴えているから、
安いものに飛び付くお客しかやって来ない。
残念ながら、殆どの人が値段で勝負するわけだ。
お客が来ないよりは忙しく仕事してる方が安心する。
だから、安値競争から抜け出せない。
私の業界では特に多い。
例をあげると、
車のフロントガラスが飛び石で割れた時に、
ガラスリペアで修理するだが、
ライバル店は、8,000円
当店22,000円で販売している。
値段が倍以上するにも関わらず、予約が殺到する。
ライバル店の謳い文句は、
どこよりも安く、すぐに対応!
当店は、信頼を得るための言葉を使うわけだ。
信頼されるためには何をすればいいのか!
じゃあどうすればお客さんから信頼を得ることができるのか?
とても簡単な方法があるので、直ぐに実践してしていただきたい。
それは『断る』事である!
えって思うかもしれないが、仕事を断る事だ。
「断ったら仕事がなくなるじゃないか!」
確かにそう思うかもしれないが、
まー話を聞いてほしい。
実は信頼が生まれる瞬間は、断られた時に起きる。
お客を断るのだが、闇雲に断るのではない。
ある条件に満たしてない時だけ断る。
1商品が必要で、買いたい
2買うお金がある
3売り手と買い手にメリットがある
この条件を満たしていない時はお断りをしてほしい。
歯を食いしばってでも断る。
そうすると、必然的に仕事が決まり始める。
話が長くなってしまったので、
次回詳しく話していきます。
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