家電量販店はヤマ○電気、ヨドバ○カメラなど誰もが知っている有名店があります。
街中を歩いているとたまに古い個人でやっている家電のお店があります。
もし自分が個人でやっている家電店の店長だったらどうします?
商品は家電量販店と同じです。
大手は価格と知名度、立地で勝負してきます。
(秋葉原、有楽町、新宿など)
でも扱っている商品が個人店はハイグレードなわけでもない。
なぜ個人は潰されずに生き残っているのか?
考えてみてください。
シンキングタイム
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たぶんそのままスクロールしてきたと思いますww
この考え方に当てはめるとわかりやすいです。
【ランチェスター戦略】
ビジネスの勉強が好きな人なら聞いたことあると思います。
簡単にいうと弱者が強者に勝つ戦略がランチェスター戦略です。
その1
〈局地戦〉
・ビジネスの領域を限定することで資源を分散させない。
家電店なら全ての人に対応できる商品を並べるのではなく、
大手がやっていない商品を提供することで勝ち目が見えます。
大手は細かい商品を並べても利益にならないのでやりません。
そこを小さい店舗は狙って行きます。
治療院
その2
〈接近戦〉
顧客に近づくという考え方です。
うちの実家も大手の量販店より高いのですが近くの電気屋さんからいつも買っています。
なぜかというと壊れたりちょっとした不具合がある時にすぐに修理をしてくれます。
これが量販店で買うと、
電話で問い合わせても長い待ち時間であったりフットワークが重いです。
また馴染みの人が来るのでこちらも安心です。
大きく全国展開するより地元で根強くした方が価値が高いということです。
その3
〈一点集中戦〉
顧客層を広く狙うのではなく1点に集中させます。
そうすることで競合と戦わなくて済みます。
例えば
【80歳の一人暮らしのおばあちゃんに特化した電気屋】
きっと家電の操作はかなり苦手なはずです。
・なので大きい字の冊子を作ってあげたり、
・家電を定期的にチェックしたりするのと話し相手になってあげる。
など大手にできないことができるはずです。
また商品でも一点集中ができます。
全ての商品を扱わず、
【冷蔵庫に特化した家電屋】
他のものはないけど冷蔵庫だけに特化していて、
お客さんの用途に合わせてどの冷蔵庫がいいかソムリエの様に選んでくれる。
(冷蔵庫ソムリエ、、このネーミングいいな)
結果
家電量販店が潰れないのは接近戦をしているから
と思う。
うちの家がその様に利用していてすぐに家に来てくれて親身にやってくれるから。
大手がいても工夫次第では勝てるということです。
ランチェスター戦略を治療院に取り入れたらどうなるか考えてみてください。
治療家で多いのが、
「2980円のマッサージが近くにできた、、、」
「また近くにストレッチのお店ができた、、」
と嘆く前にランチェスター戦略を元に案を考えてください。
必ずお客さんに求められる価値はありますので。