自由に仕事をしてる商売人タマブチエリコです。
今日は、私の仕事の1つでもある、
店舗コーディネートの現場事例から1つご紹介します。
エステサロン経営者様からのご依頼、
店舗をWEBサイトに載せようとしたところ、
見にきた担当者にダメ出しされて、困りはてたという経緯。
そこは隠れ家的なお店。
店舗というよりは、小さなお家です。
3LDKを上手に使い、3つの施術室と、2階のメインのカウセリングルーム。
玄関を入ると、生花!
コレはいいですね。いい気が入るし、気分がいいです。まずOK。
階段を上がるとカウンセリングルームになるわけですが、
その間、所々に、良かれと思って置いてあるのは、造花のミニアレンジ。
せっかく生花でお迎えされたのに、長く飾ってあるであろう造花は、台無しです。
お花というものはなんでもいいわけではありませんね。
あったら綺麗でいいだろう、と思うのですが、
アートフラワーや、プリザードフラワーは、
埃も被りますし、色も褪せてきます。
メンテナンスが必要ないから楽でいい!
という安易な考えでは置かない方がいいでしょう。
特に、造花は、
その店を安っぽく古臭く見せてしまう可能性があるので気をつけないましょう。
施術のお部屋は、少し殺風景ではありましたが
ちょっとした壁面のシンプルな飾りなどで解消できそうです。
そして実は、このサロンの大きな問題は、
もっとも大切であるカウンセリングルームにありました!!
まず狭いお部屋にものが多い!
調度品は、クラシカルテイスト、
猫足的なチェストがあったり、でヨーロピアンな感じです。
なのに、ソファのラグは、キルティング系の家庭で使うようなもの。
そして、エステサロン特有の、商品ポスターなども貼ってあり、商品の陳列もあり、
雑然としています。
その合間には古びた造花が。
そこでオーナーさん、「物販がまったく売れないんです」
そうでしょうねえ。。。
何を紹介したいのか、何を売りたいのか全くわかりません。
要は、整理されていないのですね。
売りたいものが見えない。
これは致命的。
そして、売りたい商品には、お客様にとって特別なストーリーがなくてはなりません。
その人にとって、何が得られるか、どんな望みが叶えられるのか。
それを明確に打ち出し、効果的に魅せていくことですね。
本当に売りたい商品を絞って、そこに目がいくようなディスプレイをすることです。
もし、高額なものであれば、それを強調するような、品のいい敷物を合わせたり、
ライティング、又はステキな小物を置き合わせてみるとか。
色味も抑えがちに、高級感を出します。
雑多なものと陳列は避けてください!
ディスプレイは、売りたい物、高額なものを品良く、ステキに。
その他のものは、セールスオファーの時にうまい具合で出していく。
カウンセリングルームはスッキリと。
カラートーンとテイストを合わせて、品のいい演出を!
BEが決まる部屋!!
高額商品を決めたいならば、今一度よーく、お客様目線で見回してみましょう!