商売人の学校講師の蔵楽俊樹です。
先週末の日曜日、
家族でプラプラとさいたまスーパーアリーナ近くを散歩してました。
すると何かのイベント(ま、しょっちゅうやってるんですけどね)
が開催されていて、ちょっとのぞいてみる事に。
フリーマーケットがメインなのですが、
その他に何かしらファミリー層をターゲットにしている会社が
7〜8件出店していました。
食品の試供品を配ったり、
簡単な物を利用して何かを子供と一緒に作れる教室の様なもの。
ダーツゲームや輪投げなどなどちょっとしたお祭り?
で賑わっていたんですね。
その中に毎度お馴染みのあの会社。
この様なイベントに必ずといっていいほど出店している会社、
「コープデリ」。
生協の宅配サービスの会社です。
このコープデリ、イベントに出展するとプリンかヨーグルトを
丸々一つ食べさせてくれるんです。
ちゃんとした席も用意されていて、
もちろん食べている間はきっちりプレゼンもされます。
プリン食べちゃってるので返報性の法則よろしく
プレゼンもみなさんしっかりと聞くわけなんです。
このコープデリ。本当にいたる所で出店していて
フリーマーケット、お祭り、ショッピングモールのイベント等、
何かしら人が集まる所には必ずと言って良いほど、目にします。
出店料も合計すると相当かかっていると思います。
でもこのコープデリ。
無闇矢鱈に出展しているわけではない。
むしろきっちり数字を計算しているからこそ、
あっちこっちにブースを出せているのかと。
その数字。
おそらくこれを重要視しているであろう数字が
「 LTV 」 (顧客生涯価値)
お客さんが自分の商売に一人あたりいくら使ってくれているか?
ある一定期間を定めて計測して出す数字です。
例えばこのコープデリ、
出展中に一人が登録してくれると平均してそのお客さんが
20万円使ってくれるとします。
一度出店したら最低でも5人は登録してくれるので
この出店は100万円の価値がある。
出店料が20万円だとしても5人登録で100万円の売り上げが立つので
ブース出さないわけ無いですよね?
まあかなりざっくりな計算ですが、
こんな感じで数字を出していると思われます。
逆にこの数字、LTVを把握していない状態で何かをする、
広告を出すっていうのはとっても危険。
このLTV(生涯顧客価値)を測定していないと、
その広告が本当に良かったのか?の判断も出来ません。
目隠しして自転車で高速道路を漕いでいる様なものです。
それくらい重要な数字LTV。
これをしっかりと計測するのが経営を安定化していく上で
最も重要だと言っても言い過ぎではありません。
みなさんも是非この生涯顧客価値、LTVを測定して
広告費用はいくらまでかけられるのか?の目安とし
てみて下さいね!
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
蔵楽 俊樹