今回は、値上げをする時の「説明の仕方」や「具体的な方法」をお話します。
事前にお客さんにアンケートを取る
「今後、このような事を考えております」という事で、相談をします。
アンケートを取るというのは「お客さんの意見を伺いたい」という意思表示です。
お客さんのお話を聞いた上で値上げをすれば良いです。
アンケートという事は、まだ決定事項ではありません。
案に「値上げの可能性がある」という事を伝える事が出来ます。
その結果を受けて次につなげると行いやすいです。
いきなり値上げせずに告知を行う
アンケートの結果を受けて、いきなり値上げをするのではなく「事前告知」を行うのが良いです。
事前に伝える事で、「親切である」という印象が持たれます。
「移行期間」を設けているというのは、信頼度を上げる理由の一つになります。
売れない商品を値上げする
どうしても値上げに踏み切れない場合は、「売れていない商品」を値上げするのが良いです。
主力商品を値上げするというのは、勇気がいります。
よって、売れていない商品を値上げして自分自身のメンタルを変えるという事が必要です。
詳しくは別記事に書きました。下記をご覧ください。
事前にお客さんに価値を伝えておく
値上げをするという事は、おそらく、オーナーさんが身を切ってしていることが多いでしょう。
おそらく、他の会社と比べて、安く価格設定されている事でしょう。
まずは、その価値をお客さんに伝えておく必要があります。
「実際はこのくらいの価値ある商品なんですよ」
「他社ではこのくらいの金額はしていますね」
という具合に、現段階の値段よりも、本当は「価値あるものなんだ」というのを伝えておくと良いです。
お客さんと言うのは、基本的に価値を理解していません。
「たぶんこの価値を分かってくれているだろう」という「願望」では伝わりません。
自分の口から価値をお伝えするほうが良いです。
堂々とお伝えする
「申し訳ないのですが・・・」という言い方をすると、お客さんにその気持ちが伝わります。
それは逆効果です。
堂々と言いましょう。
「正当な理由で価格を上げます」と自信をもっていう事で、お客様も「その価格が当たり前なんだ」と思われます。
お客さんの質が変わる事を理解する
値上げをすれば、客離れはおきます。
ただし、客離れは起きても、新しい層のお客さんがやってこられます。
「値段が安ければお客さんは来る」というのは大きな間違いです。
値段が高い方が好きなお客さんもいらっしゃいます。
お客さんが減っても、売上が確保できれば良いです。
その部分を勘違いしないようにしておくと良いですね。
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